カテゴリ
全体 ヨガのアーサナとシークエンス イベント 重要なお知らせ ヨガの効果・瞑想法 私とヨガ「放浪記」 ヨガとビジネス ヨガ指導法と秘訣 アレクサンダー・テクニーク ヨガの怪我を防ぐ 肩凝り、首こり腰痛、偏頭痛 音楽家のためのヨガ ダイエット日記 生きるためのらくヨガ 未分類 以前の記事
2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2013年 10月 29日
ヨガの手を支えとするアーサナに多い手首の怪我についてはなしましたが、無理なく痛みなく、上手く「手」でカラダを支えるのには、どうすればいいのでしょうか。
3つのポイントにまとめてみました。 1.頭と頸椎、脊椎が自由に動ける状態を作る。 ヨガのアーサナでは、土台として床に着地しているポイントから全体を見ることが多いですが、人間のカラダのパフォーマンスを考えた場合には、カラダの軸(つまり、頭部から頸椎、脊椎)の動きを中心に四肢を考えることが、最も効率的です。 そして手をつく前に、頭が自由に前後左右に動かせるくらい、リラックスして自然な状態を確保することがアーサナをとる前提となります。 首や肩に余計な力が入っていない状態の効果を理解するには、逆の動作をやってみるとわかります。 首に力を入れて固めた状態で、手をついてみて下さい。 ダウンドッグなどのアーサナを取ろうとおしりを上げてみると、首だけでなく背中の伸びが制限され、肩甲骨の部分がスムーズに回転しない、腕の可動域も制限がかかり狭まるなどの現象がおこります。 逆に自由に頭が動ける余裕があるくらいの状態に首や背中があると、呼吸が途端に楽になり、体全体の働きの効率があがります。 手が伸ばしやすくなって、より伸び幅が広がることがわかると思います。これは頭が一番上にある立位のポーズでも、下にある逆立ちでも同じことが言えます。 2.力の方向性と、動きのプラン(シークエンス)を明確にする。 人間のカラダは頭で明確に考えているとおりに動く、つまりどこか痛い場合には、明確なシークエンスのプランができていない場合が多いです。 自分の動きのプランは、明確になっているでしょうか。 見直してみると、例えば、ダウンドッグや四つんばいのポーズをとる場合、どの関節から、どんな順番(シークエンス)で動いていくことが効率的でしょうか。 手をつく動作の場合であれば、指先、手のひらが最終地点として地面につくことになります。 そして、その次に手首→肘→肩回りの関節や肩甲骨、の順に、手を伸ばして、最後に手のひらが床についていくことになります。 最終目的地点(手をつくところ)にたどり着くまでに必要な動きを、リーディングエッジ(この場合指先)からイメージしていけば、考えるだけで、体の関節の必要な部分だけが必要な仕事をしてくれ、力が分散されるので手首にかかる負担は少なくなります。 ダウン・ドッグなどのアーサナでは、最終的に脊椎を上手く使って、全身の抗重力筋と関節を使ってあげることで、手首だけに重みがかかることを避けることができます。 普段の動きの習慣で、使える関節を忘れていることがあります。せっかくなので、全部使っって、鎖骨部分、肩甲骨、肩、そして肘、手首とすべての関節があることを「思い出してあげる」だけで、自由に使うことができます。 必要な関節が全部働くと運動と力が分散されて、手首だけに力がかかるようなことがなくなります。 アーサナに入る前に、全部動かしてあげたり、触ってあげて存在を思い出すことも有効です。 習慣の流れで「腕と一緒に上がらないように そこに留めておくこと」をやっていることが多いのですが、そうすると、肩甲骨を脊椎とつなぐ筋肉「菱形筋」や「僧帽筋」あたりが、「引き下げておかなくては」と余計な方向に働いき、腕を動かすときに 肩甲骨の動きを止めることになります。 まず 首の「楽な状態」と思いだし、頭が脊椎の上で自由に動けることを思いながら「肩甲骨も動いてもいいんだ」と肋骨の上を滑っていくことを許してあげましょう。 邪魔をしなければ スルスルっと肩甲骨は本来の動きをしてくれます。 上の3点に従っていれば、手をついた時、結果として自然と、手のひらは開いて中指が正面を向いていて、しっかりと尺骨側に重みがかかるようになっているはずです。余計な力もかからないはずです。 手を痛めない方法は、自分の体全体が自由に動けることを思い出すこと、にあります。 よく指導される「指を開いて手をつく」」「手の外側に重みをかける」「肘の線を向い合せにする」などは、自然な動きができた時、安全な手のつき方に現れる結果であって、方法ではないので、取り入れ方には注意が必要です。 「肩を下げる」「肩甲骨と肩甲骨の間を広げる」などの表現も同様に結果であって、必ずしもやり方ではないことは覚えておきましょう。 さて、まだまだ色んなヨガのアーサナを怪我なくとるためのTIPS、ご紹介していきますね。 ヨガの体験に、興味のある方は、是非スタジオまで♪→コメント、ヨガのご予約はこちら
by yogasouleiado
| 2013-10-29 08:22
| ヨガの怪我を防ぐ
|
ファン申請 |
||