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2014年 09月 02日
ヨガでは、先生による手を使ってのヨガの指導やサポートをアシストとか、アジャストと呼んでいます。
ところが、そのサポートで、怪我をしている生徒さんが、けっこういます! 師匠への尊敬の念や、無理をした自分への自責の念もあって、表に出ないことが多いですが、 アシストで、引っ張られたり押されたりして、背中や頸を怪我をした話は頻繁に聞きます。 そもそも、アシストは怪我を防ぎ、生徒を励まし、アーサナを深める安全でラクな方向性を提案するためのコミュニケーション方法であるはずです。それが、怪我の元になるのは本末転倒、故意でないとは言え本当に残念なことです。 そもそも、どうして、こんな望まない事故が起こってしまうのでしょうか。 背景には指導法に関する考え方の一般的な誤解があるように思います。 1.生徒の意志の方向に沿ってアシストしていない。 自分の意志に反した力が加わってくると、人間のカラダは本能的に抵抗してしまうもの。だから、アーサナを正しくとるためには、必ず本人に動いてもらう必要があるのです。先生ができるのは、ある方向性を提案することだけで、力を加えることではないのです。 むしろ、必要な力を必要なだけ使うために力を抜く、やり方や方向性の「提案」と、新しいやり方に「招待する」という気持ちでアシストすると、生徒の方も、抵抗反応が少なく受け入れてくれます。 受け入れられない提案でも選択権が生徒さんの方にあることが明らかに伝われば、怪我をさせるようなことは起こりにくいです。(自分のカラダを守ることができるのは、やっぱり本人です!) 2.つい「型」にはまったアシストをしているため、個々の生徒に合っていない。 ヨガの場合、「アシストの方法」が流派によってあり、誰でも使える「型」のようなものをインストラクターは指導されることが多いです。その紋切型の方法を、ついインストラクターが、色んなカラダの人に等しく使おうとすると、当然、予測不可能なことが起きるわけです。 自分と生徒さんのカラダは違います。若い人もいれば高齢の人もいて、普段からどんな風にカラダを使っているのか、インストラクターにはわかりません。だから、やっぱりその場での「観察力」と臨機応変にレッスンで合わせる力はとても大切な指導者としてのスキルだと思うのです。 3.アーサナの動きをよく理解していない。カラダとのコミュニケーション方法を理解していない。 アーサナを伝えるには、インストラクター自身が、自然のシステムに沿った全身の動きについて、分解してある程度解剖学的に理解している必要があります。動きを効率的に伝えるには、言葉の選択にも、知っておくべき基本があります。そういう自分がアーサナが取れることとは別の、分析、コミュニケーション能力が指導するときに問われるのですが、ヨガ・インストラクターの多くがこういったことを知らずにいます。(経験で既に学んでいるベテランの方はいますが。) こういう私も、「伝えることのむずかしさ」を指導を始めてから感じて、BodyChanceメソッド(アレクサンダー・テクニーク)を学び、日々発見と探究をしているところです。 望まぬ事故は、生徒も先生もさけたいもの。これからも少しづつラクに伝わる安全なヨガの指導について、書いて行きたいと思います。
by yogasouleiado
| 2014-09-02 05:19
| ヨガの怪我を防ぐ
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