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2014年 09月 22日
痛みを感じる主な場所は、肩、首、腰などだけでなく、股関節、手首、骨盤、臀部など、ヨガのやり方が関係しているところも沢山あった。 でも、 「ヨギーニ達は、「痛み」「チェック」という言葉には、拒否反応を示す人がおおい。」 と一緒にワークをしていた先生達は言う。 「自分の痛み」を、受け入れられないヨギーニが多いのは、なぜなのだろうか? 先日、ある美しいインストラクターの方と 「ほとんどのヨガの痛みや怪我は、やり方、こころとカラダを使う技術を少し学べば防げると思う。」 という話をした。 高みを目指すヨガをなさるその方は静かに言われた。 「でも、怪我も痛みもヨガの成長の過程では仕方のないことではないかしら。」 「そうですね」 と、機械的に答えながらも、私の中には何か心地悪さがあった。 痛み、というのは本来とても個人的なもの。 不用意に人に触れられると、「痛み」はまた血を吹き返す。 (釈迦やキリストのように、人生の苦悩の全てを背負ったことがある方なら別だろうが。) その会話で、私自身が怪我や病気などを繰り返した記憶、 他の誰でもない自分が故に、不器用な真似をした自分への怒り、 その時自分が置かれていた色んな状況が、 過去の痛み緊張の記憶と共に蘇って、心地悪くうずくのを感じた。 話をしている美しいその人の無垢な横顔は、おそらく何も気づいてはいない。 私の感情には、その強者が故の無神経さに対する、ちょっとした苛立ちも交じっていたかもしれない。 高みを目指していくヨガは美しい。 でも、そこには無意識の勝者と敗者が存在し、 痛みを弱い者、敗者の象徴とする文化がある。 怪我や痛みについて、自然に起こると受け身に捉える代償に、 自然にそったカラダやこころの使い方、やり方を知るためのサポートはきっと少ない。 知らずに自分の痛みを恥だと思ったり、罪悪感を感じてしまう人もいるのではないか。 幸せに高みを目指す人がいてもいいが、競技でないヨガもあってもいい。 怪我をしてもいい人はそれで幸せだが、既に人生で他の痛みを経験する人はそうは思わないかも知れない。知識で避けられる怪我は、避けていいのではないか、と思った。 既にヨガをやらなくても、人生を闘って傷だらけになることも多いのだから。 痛みは「何かが今の自分には合っていない」という最も正しいサイン。 ただヨガを高めるためだけでなく、普通の生活で既に闘っている人達のためのヨガ、 自然なカラダにあった動きの技術を提供できれば、と改めて思った。
by yogasouleiado
| 2014-09-22 07:21
| ヨガの怪我を防ぐ
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